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 クレーム対応術 Vol.49
   
Vol.51メンテナンス情報618、川崎市入札契約制度の見直し 2007.04.16

積算の重要性
1、川崎市入札契約制度のみなおし
昨年から川崎市のビルメン関連の制度の変更、見直しが相次いでいる。まずビルメン関連では剥離洗浄水の中性での廃棄が通達された。そして本年1月30日外部監査人から入札予定価格の99%落札がほとんどであり入札契約制度の改革が求められた。そこで市財政局契約課では3月30日入札契約の変更を発表し4月1日新年度からの適用を実施する。 ビルメン関連の要点を列記する。

  1. 一般競争入札物件を1000万円以上を500万円以上に改正、これにより一般競争入札物件約210件で半数
  2. 入札前の資格審査で資格通知書を交付
  3. 見積もりに必要な設計図書を購入して、実際に積算を行う。
  4. 予定価格の制限範囲内で最低価格者に落札
  5. 最低制限価格は予定価格の2 /3をくだらない価格で業種ごとに定める。これを下回った場合は入札を無効とする。
  6. 最低制限価格は事前公表しないが原則として入札後に公表。
2、見直しの理由
まず外部監査からの指摘である。予定価格の99%の落札がほとんどであり、市は偶然と述べているが通用しない。また見積もりに必要な資料を使用していないとの指摘がある。
1円入札は全国的に有名であり、市役所建設当時のビルメン広豊装備社との慣例などが噂されている。また南武線多摩川沿い、川崎市西口開発などの大型ビルの竣工により民間メンテ契約と比較して立ち遅れによるひずみが出る恐れがある。これ等の理由である。
川崎市の最近の建設予定を含めた高層ビルの事例を上げる(資料)
  1. パークシテイ武蔵小杉、59階、2009年
  2. ザ、コスギ、タワー、49階、2008年
  3. 鹿島田駅西部地区再開発,47階,2011年
  4. 中丸子ツインタワー西、47階、2008年
  5. 中丸子ツインタワー東、47階、2008年
  6. パークシテイ武蔵小杉ステーションフォレスト、47階、2008年
  7. 武蔵小杉南口東38階、2011年
  8. サウザンドタワー41階
  9. 武蔵小杉南口西37階、2011年
  10. クレッセント川崎タワー、38階、2009年
  11. NEC多摩川ルネッサンスシテイノースタワー、37階
30階以上のビルが武蔵小杉、新丸子、鹿島田、に10棟以上建設される。また川崎駅西口再開発で大型ビルが林立する。現在1年以内の完成を含めて20階以上のビルは30本を越える。
3、見直しの効果
まず予定価格が事前に漏れないかの問題と設計図書を使用した積算が行われることである。
次にグリーン購入法などに準じたメンテナンスの実施のための清掃機械の性能管理、洗剤、床材などの判別技術をビルメン自身またはビルメン協会で行い、現在の業者丸投げを見直す必要がある。これ等が管理会社やコンサルタント、オンブズマンの見直しに対する大方の意見である。(写真、川崎西口開発。)

 

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