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 クレーム対応術 Vol.43メンテナンス情報604、建築建材展におけるビルメンの認知度
   

Vol.43 メンテナンス情報604、建築建材展におけるビルメンの認知度 2007.03.20

建築建材展2007が開催された。この展示会も13年になる。これ等の展示会を見続けて50年になる。当時ビルメン独自の展示会はなく、晴海で行われていたクリーニング展と少し遅れてのホテルレストランショウでのカーぺットクリーニング機械の展示であった。そして現在はカーぺットのインテリアトレンドショウの2つがビルメン業界に関係の深い展示会である。これにより新規物件の床材が決められるといって良い。3月の入札にはこの2展示会の情報が必要である。今回は各メーカのビルメン(清掃)の重要性の認知度について聞き取りを行った。
それに先立ち展示会の傾向について列記する

  1. 低価格の追求、自然に対するやさしさが条件
  2. 木が主流を占める。中国産竹材
  3. 天然本石より中国産セラミックタイル
  4. 3Mはシートシステムの販売に力を入れている。写真左、三菱自動車と共同で車両の脱塗装が狙い。その他浴室などのリニュウアル用シートのメンテナンス法の研究が必要。
  5. 各メーカーともグリーン購入法への対応を急いでいる。
  6. 省エネルギー対応の塩化ビニール断熱サッシュの売り込みが行われている。ハウスクリーニングでのクリーニング法を確立する必要がある。
写真左はそのキャンペーンであるが、ダイオキシンの元として問題のある塩化ビニールの断熱性を逆手に取り、グリーン購入法の指定を取り付けている。これから比較すれば樹脂ワックスの問題性など比較にならないほど小さい。樹脂ワックスの有用性のキャンペーンと裏づけ研究を全く行っていないことが普及を妨げている。またビルメンの必要性に関しての認知度は益々低くなっている。メーカにとってメンテナンスによる耐久度の延長より新品の売込みが第1で最近はワックス不要を売り物にする商品が増加していることからもそれがうかがえる。メーカーはビルメン業界をクレームの受け皿として利用しているに過ぎない。トイレ協会も、リニューアルセンターもクレームの請け皿としてビルメンを利用しているに過ぎない。ビルメンのもつ環境衛生を守るという目的と資材の寿命延長という働きのキャンペーンをこのような展示会で裏づけデーターとともに発表していかない限り言い換えればビルメンの社会的地位の向上を図らない限り受注価格の上昇は得られない。横浜市衛生研究所がワックスの放散物質の研究の中でも述べているようにワックスメーカー特にポリッシュ工業会はこのような研究を取り組む必要性がある。塗料接着剤など隣接業界は必死で現状を乗り切るための研究を行っているが、ビルメン業界では床材メーカーにメンテ法を聞くだけの従来法であり、独自の研究を行っていないのが残念である。丸投げ丸写し研究ではなく塗料、建材メーカーなどとの対等の共同研究が必要である。また他業界の技術情報がビルメン現場に伝わっていないことは、ビルメン関連協会が技術研究への取り組みに無関心である証拠に他ならない。

写真左,長尺ゴムシート。
ラバータイルは再生可能の床材であり、グリーン購入法にもそのままで適応できる。しかしメンテナスはビニールタイルより難易度は高くこのように華やかな色彩の製品が発表されている。ビルメン現場でクレームが続出する可能性があるが、メーカーはすべて悪い事はビルメンの責任にしてくる。現場への情報伝達が必要である。またコルクタイルの施工法にも変化が見られるこれについても整理中である。



追記
これでカーぺット、床材の2007年情報がほぼ出揃ったので、これ等の情報とサンプルをテストしてビルメン現場の立場でセミナーやホームぺージに出来るだけ早く発表してゆきたい。とりあえず傾向を報告する。

追記
床材メーカーを初めとして資機材メーカーは販売が目的である。メンテナンスにより資材の寿命を延ばされることは望ましくない。ゼネコンの言葉に落成式は起工式の言葉がある。
資機材メーカーは清掃を否定はしない。ビルオーナー、管理会社のクレームの一時的受け皿として利用しているだけである。建設省関連のリフォームセンターが行ったハウスクリーニング研究も資料は全く利用されずリフォームだけが行われている。この過去の10年前の資料を利用しているのが、現ハウスクリーニング協会である。またトイレ協会も目的は便器とトイレ設備の販売であり、メンテナンスはボランテア運動に置き換えている。その理由はメンテナンス不能のデザイン偏重のトイレがかなり作られているその例が品川有料トイレであろう。いずれにしてもメンテナンスの現場研究からメンテナンスの重要性を主張することが必要であろう。

 

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